2009年06月22日
Flight 666
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国内版と輸入盤とでは倍以上値段が違うのだが (\4881と\2015)、幸い輸入盤に日本語字幕が収録されているので、迷わず輸入盤をチョイス。
このツアーのもっともすごいところはジャンボジェットを操縦するのがボーカルのブルース・ディッキンソンであること。
ブルースの操縦を始めとするツアーの裏側に興味を持ってDVDを買ったが、それ以上に印象に残ったのは世界各地のファンの反応。 専用ジェット機で回るため、今まで行ったことがない国や予算の都合でなかなか訪れることができなかった国も多くカバーしているのだが、特に南米の純粋で熱狂的なファンたちには感銘を受ける。
コロンビアでは、会場でいい場所を確保するためにテントで何日も野宿するファンの5キロ以上の行列、コンサートに行くために会社を辞めたファンなど、初めてのメイデンのコンサートに確実に人生の一部分をかけている。
『RUN TO THE HILLS』 の大合唱は鳥肌もの。 この曲はメイデンの中で一番好きなのだが、アメリカ大陸での開拓者(侵略者)対先住民族の戦いを 1番は侵略者側、2番は先住民側に立って描いたもの、と歌詞も格別だ。
アイアン・メイデンは自分にとって特別な存在の一つ。 彼らのステージは言うまでもない。 だから、2005年のオズフェストでのオズボーン一家のステージ妨害とそれを放置したオジーは絶対に許せないのである。 あれ以来、オジーは聴く気にならない。
できれば、将来他のバンドも連れて、オズフェストの向こうを張って、ジャンボジェットで世界中を周るフェスティバル ツアーを行ってほしい。
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